幻の酒米「雄町」とともに歩んできた蔵として、岡山の誇りをこの一本に込めました。
赤磐の中でも古くから“別格”と称される軽部地域──水はけがよく、昼夜の寒暖差が大きい砂礫質の土壌は、雄町の栽培に理想的な環境。
この土地と真摯に向き合い、土づくりから酒造りまで一貫して取り組んできた当蔵だからこそ、自社田で特等以上の雄町を育て、米本来の旨味を活かす酒を醸すことができます。過度に磨かず、雄町の力強い旨味と奥行きをそのまま表現しました。
容器には、酒をまろやかにするといわれる備前焼を使用。実はこの備前焼の伝統技法「ヒダスキ」には、昔から雄町の稲わらが使われてきました。背丈が160cmにもなる雄町は、しなやかで長く、焼き物の作品づくりに理想的な素材とされ、重宝されてきたのです。
自社田で育てた雄町のわらを使い焼き上げた、唯一無二の“ヒダスキ模様”のオリジナル備前焼ボトル。
土、米、酒、器──すべてにおいて、岡山の風土と歴史を映し出す、他に類のない特別な一本です。
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